2004-07-07 ArtNo.33707
◆Shipping Corp of India、VLCC2隻追加購入検討
【コルカタ】Shipping Corporation of India(SCI)取締役会は、2隻の超大型タンカー(VLCC)追加購入計画に検討を加えている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月6日報じたところによると、SCIは目下、VLCCを保持していないが、Hyundaiに発注した2隻中1隻が来年初に、2隻目が来年半ばに引き渡される。この他、別に2隻の追加購入が検討されており、具体化すれば状況は一変する。
現在SCIの原油輸送船団は、Suezmax/Aframax各6隻、LR(Lloyd's Register of Shipping)(1)11隻、LR(2)3隻、石油/バルク兼用船1隻、貯蔵船(storage tanker)2隻の合計29隻から成り、合計275万重量トン(dwt)。
この他、MR(Medium Range25000-55000dwt)サイズの石油製品タンカー6隻の購入も検討されている。
現在SCIの石油製品輸送船団はLR(1)/MRタイプ各4隻、小型船3隻、合計11隻、42万重量トン。
SCIはまたバルク・キャリア合計100万重量トン弱の購入を計画している。これらには各5万5000dwtのSuper Handymax6隻とCapesize2隻(16万/17万dwt)が含まれる。Super Handymaxの購入は取締役会での検討段階に有り、Capesizeの購入計画は公共投資局(PIB:Public Investment Board)の検討に付されている。
現在SCIのバルク輸送船団はHandymax15隻、Panamax1隻、Handysize7隻、合計23隻から成る。
バルク船と原油・石油製品タンカーの合計トン数は450万重量トンで、総売上げの80%以上をタンカーが稼いでいる。
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