SEAnews 2004-07-07 ArtNo.33702

【ムンバイ】LG Electronics India Private Ltd (LGEIL)はグジャラート州Kutch県Gandhidhamに設けた3つ目の組み立て工場を近く稼働させる。
インディアン・エクスプレスが7月3日報じたところによると、ＬＧＥＩＬのKwang-Ro-Kim重役(MD)とKK Kaul重役(GM)はこのほど以上の消息を語った。それによると、州政府がオファーする免税優遇措置を好感、Gandhidhamに第3工場を設ける方針を決めたが、最近、最終認可が下りたため稼働させることにした。新工場には20クロー(US$442万)が投じられ、ラジャスタン州Jaipur拠点のGenus Electronics Company(GEC)が、操業を引き受ける。ＬＧＥＩは最近ＧＥＣと関係契約を結んだ。ＧＥＣは2004年8月末までに新工場を稼働させ、カラー・テレビジョン(CTV)、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを製造、ＬＧＥＩＬは完成した製品を買い取る。新工場はＣＴＶを年間30万台、冷蔵庫を同15万台、洗濯機と電子レンジを各10万台製造する能力を備える。需要次第では、設備能力をさらに拡張する。ＬＧ製品は現在、異なる製造業者15社によりインドの異なる場所で製造されている。
ＬＧＥＩＬはGandhidham工場でパーソナル・コンピューター(PC)カラー・モニターの組み立てを行い、後方統合化計画の一環としてサーキット・ボードも製造、ＣＴＶに組み込むことを計画している。またＣＴＶや他のアプリケーション用にプラスチック・モールディングや挿入機、段ボール箱も製造、一貫生産体制を構築することを検討している。2004年には別途10クロー(US$221万)を投資、第2期計画に着手すると言う。