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2004-07-07 ArtNo.33697
◆コンサルト、Essar Steelに熱延鋼板120万トン拡張提案
【ムンバイ】エンジニアリング・コンサルティング会社Metallurgical & Engineering Consultants India Ltd(Mecon)は、Essar Steel Ltd(ESL)に対し、熱間圧延コイル(HRC)の年産能力を240万トンから360万トンに拡大するよう提案した。
エコノミック・タイムズが7月5日報じたところによると、ESLのVikram Amin重役(ED)はこのほど以上の消息を語った。それによると拡張計画は、第3アーク炉(electric arc furnace)の増設や圧延施設のバランシング機器追加から成り、必要な投資額は700クロー(US$1.55億)。実行すれば生産コストを引き下げることができる。
バランシング機器は、既存圧延施設のサプライヤー、SMS Demagに発注する計画だ。SMS Demagはスラブ鋳造機(slab caster)の設置も引き受ける。同鋳造機は第3アーク炉で生産された熔銑からスラブを製造する。
拡張計画の目的は、内外鉄鋼市場の活況に対応し、市場シェアの維持を図るとともに、生産コストを削減することにある。拡張計画のコストは100万トン当たり700クローと、新規プロジェクトの3000クロー(US$6.62億)を大きく下回る。
しかし、法人債務再編(CDR:corporate debt restructuring)パッケージの下、ESLは50クロー(US$1104万)を超える資本支出に関しては、債権金融機関の承認を得る必要があるが、まだ承認を得ていない。
ESLの昨年の鉄鋼生産量は193万トン、今会計年度は240万トンを目指していると言う。
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