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2004-07-02 ArtNo.33681
◆KCP Biotech、8月にナチュラルカラー発売
【チェンナイ】セメント/土木事業/製糖等を手掛けるKCP Ltdの子会社KCP Biotechは、今年8月に食品業界や化粧品業界向けナチュラルカラー(着色料)を発売、その後工業用酵素や保健業界向け診療材料等、より複雑な製品の開発を手掛け、バイオテクノロジー市場におけるプレゼンスを構築する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月30日報じたところによると、KCP BiotechのA.V. Sivarama Prasad副社長はこのほど以上の計画を明らかにした。それによるとKCP Biotechは、カルナタカ州Mysore拠点の中央食品技術研究所(CFTRI:Central Food Technological Research Institute)の技術支援も得、工業用酵素、バイオ殺虫剤、バイオ肥料、医療材料等、製品ポートフォリオの積極的な拡大を図る。着色料自体、食品、化粧品、医薬品等その応用範囲は広い。この他、交配種(hybrid seeds)やバイオディーゼル等の領域に進出する可能性も有る。政府が生産/マーケッティングに関する明確な政策を発表するなら、バイオディーゼルに専心することも有り得る。
ナチュラルカラーはウコン(turmeric)、アナットー(annatto)、パプリカ(paprika)を原料に製造する。アンドラプラデシュ州Hyderabadに設けた工場は8月から米国/日本/ドイツ/フランス/英国等の顧客を対象にした生産業務を開始する。同プロジェクトには既に6クロー(US$132万)以上を投資、原料供給を確保するためアンドラプラデシュ州、タミールナド州、及び北部諸州の農民と生産契約も結んだ。
ナチュラルカラー・ビジネスは世界的に少数の大手企業により独占されているが、同社はニッチ領域の開拓を目指す。高い品質と化学肥料を用いぬ原料の生産が主要なセールス・ポイント。製品は当面輸出するが、国内における需要も、向こう2、3年内に急成長するものと予想される。同社はまた原料処理過程で生じる副産物の再生利用に関する研究も進めていると言う。
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