2004-07-02 ArtNo.33678
◆Essar Power、発電能力を2000MWに拡大計画
【コルカタ】Essar Groupがグジャラート州Haziraに設けた初の独立電力供給業者(IIP)のEssar Power Ltd(EPL)は、向こう4-5年間にアンドラプラデシュ州とグジャラート州に新たに一カ所づつ発電所を設け、発電能力を現在の515MW(メガワット)から2000MWに拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月29日、Essar Group幹部の言として報じたところによると、ESLはスコットランドの1200MW発電所を買収し、グジャラート州Jamnagarにこれを移転するとともに、アンドラプラデシュ州VizagのHy-grade Pellets製造施設に250-300MWの発電施設を増設する。スコットランドの発電所を移転する計画の技術/財務事業化調査は2ヶ月以内に完了する。
一方、Essar Oilは18-24ヶ月以内に新製油所を設けるが、同製油所の残油を発電燃料として利用する可能性を検討している。このためグジャラート州の当該製油所に隣接して、新発電所を設ける可能性も検討していると言う。
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