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2004-07-02 ArtNo.33669
◆SAIL、BHPと合弁で石炭・鉄鉱山開発
【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)はオーストラリアの鉱業会社Broken Hill Propriety(BHP)と合弁会社2社を設け、オーストラリアにおける炭坑開発とインドにおける鉄鉱山開発を進める。
インディアン・エクスプレスが6月30日伝えたところによると、SAIL傘下Bhilai Steel Plant(BSP)のRP Singh重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、SAIL取締役会は、Bhilai/Bokaro/Durgapur/Rourkelaの4つの総合鉄鋼プラントと完全出資子会社Indian Iron & Steel Company (Iisco)に対するコークス用炭と鉄鉱石の供給を確保する上から、以上の2つの合弁事業を進めることを原則的に承認した。
SAILは熔銑の年間製造能力を現在の1270万トンから2012年までに2000万トンに拡大することを目指している。1トンの熔銑を生産するには1.4トンの鉄鉱焼結物と1.1トンのコークス用炭を必要とする。
合弁会社の構成は間もなく詰められる。BHPはオーストラリア国内でSAILとコークス用炭を合弁で生産する条件として、ジャールカンド州のChiria鉄鉱山を両社の合弁で開発すること、BHPとSAILの炭坑開発合弁会社への出資率は80:20、鉄鉱山開発への出資率は50:50にすることを提案、SAILは同条件を受け入れた。BHPはChiria鉱山の開発に必要な資金と最先端の技術を注入すること、また両合弁事業の生産物をSAIL及びIISCOのプラントに優先的に供給し、余剰を他社に売却することを認めた。BHPはさらにSAILが設けるコークス炉に最新の技術を提供することも約束した。
ちなみに世界第2の埋蔵量を有するChiria鉄鉱山の鉱業リース権はこれまでIISCOが保持して来たが、2004年6月30日に期限が切れたものと見られる。このためRam Vilas Paswan鉄鋼相、SAILのVS Jain会長、Bokaro SteelのUP Singh重役(MD)、IISCOのHMP Singh重役(MD)は、最近、ジャールカンド州のArjun Munda首席大臣に会見、同リース権の更新を求めたとされる。
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