SEAnews 2004-06-30 ArtNo.33662

【ニューデリー】Yamaha Motor India(YMI)は、7月に125ｃｃバイク新モデルを発売するとともに、スクーター市場進出も検討している。
インディアン・エクスプレスが6月28日伝えたところによると、ＹＭＩの新任の柳弘之重役(MD/CEO)とA V Srinivasan副社長は同紙に以上の消息を語った｡それによると、目下同社が手掛けているバイク5モデルの内、2ストロークのRajdootとRX-135は2005年半ばまでに販売を停止する。
近く発売する125ｃｃ新モデルの価格は4万3900ルピー。今後発売されるバイク新モデルの購入者は、何れもマルチポイント燃料噴射装置(MPFI:multi-point fuel injection)をオプションとして選ぶことができる。
ＹＭＩはインド市場にスクーター・モデルを紹介する事業化調査を進めている。事業化調査は今年末までに完了する予定で、その段階でスクーター戦略を決定する。
この他、インドに生じた新たなライフスタイルに対応し、ウォーター・スポーツ・ヴィークル、ウォーター・スクーター、全地形型車両等を紹介する可能性も検討している。
ＹＭＩはまたヤマハの世界的な収益性ベンチマークに基づき、純売上げの5％の純益達成を目指す。このため新会計システムを導入、2005年までに採算ラインを実現、2007年までに累積損失を一掃する。
さらに、州都とメトロに照準を合わせディストリビューター網を拡張、農村部におけるサービス改善に努めると言う。