SEAnews 1995-09-30 ArtNo.3366

【ホーチミン】最近複数の高級ホテルが相次ぎオープンし、向こう数年間にも更に多くのホテルが誕生する見通しから、ホーチミン市内のホテルが客室過剰に陥るのではと懸念されている。
香港、マレーシア、シンガポール及びその他のアジア地域の不動産デベロッパーにより今後3年間に建設が予定されるホテルの数は少なくとも14軒を数える。某ホテルのマネージャーは自分のホテルの客室稼働率は現在75～80％水準に有るが、他のホテルのそれは30％に過ぎないと語る。公式統計によれば、ホーチミン市を訪れた観光旅行者の数は一昨年の27万2000人から昨年は48万3000人に拡大、今年は70万人が見込まれている他、別に100万人のビジネス旅行者の来訪も予想されている。一方、現在同市には6500室のホテル客室が存在し、バジェット旅行者用のミニホテルの客室も数百室存在する。また目下建設中のものと今後建設が予定されているもののそれは、約4000室と言う。(ST,LZ:9/29)