2004-06-28 ArtNo.33642
◆国営火力発電会社/タミールナド電力局、千MW発電所計画
【チェンナイ】タミールナド電力局(TNEB:Tamil Nadu Electricity Board)と国営National Thermal Power Corporation (NTPC)が50:50の対等出資で設立したNTPC Tamil Nadu Energy Company Ltd (NTECL)は、タミールナド州Chennai近郊Ennoreに1000MW(メガワット)の石炭発電所を建設する。
インディアン・エクスプレスが6月25日、消息筋の言として報じたところによると、NTECLは詳細事業化調査(DFR)に先だって建設地に関わる調査、関係方面の認可取得手続きを進めている。間もなく外部にDFR報告書の作成を委ねるものと見られる。
NTECLを設立した目的は、発電所の建設を含む様々な電力関連プロジェクトを推進するためで、Ennoreにおける1000MW発電計画はその一環。合弁事業のコストや合弁会社の資本構成は、コンサルタント会社によりDFRが準備された後に詰められる。目下のところ資本金は1クロー(US$22万)。計画が具体化したなら、あるいは新たなパートナーも誘致すると言う。
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