2004-06-25 ArtNo.33633
◆Blue Star、アンモニア冷媒技術を保持する欧州パートナー物色
【チェンナイ】エアコン、商用冷蔵庫の製造を手掛けるBlue Starは、冷蔵室に用いるアンモニア冷媒技術を保持する欧州方面のパートナーを物色している。
ビジネス・スタンダードが6月24日伝えたところによると、Blue StarのSatish Jamdar重役(ED)はこのほど以上の計画を語った。それによると、同社は来年アンモニア冷媒を用いた冷蔵室(cold storage room)を建設する。国内の冷蔵室市場規模は400クロー(US$8830万)前後で、半ばが非冷媒式、残りがアンモニア冷媒技術を用いている。しかし依然揺籃期に有り、総合的製品を提供するプレーヤーは存在しない。現在大部分のプレーヤーは非冷媒技術を用いた冷蔵室を製造している。アンモニア冷媒技術を用いた冷蔵室は、生鮮食品/アイスクリーム/製薬等の業界の需要が大きい。
Blue Starの2004年3月期年商は716クロー(US$1.58億)、純益は32.55クロー(US$718万)をマーク、今会計年度は20%の売上げ増増を見込んでいる。また輸出売上げは昨年の16クロー(US$353万)の2倍を予想している。
Blue Starは、米国拠点のYork International及びRheem Manufacturing、イタリア拠点のClimatrolと技術提携し、遠心分離チラー、レシプロ・チラー、スクリュー・チラー、空調ユニット等を製造しており、最近はまた台湾拠点のHanbell Precise Machinery Companyとハーマティック・スクリュー・コンプレッサーのソーシング協定を結んだ。、
一方、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月24日報じたところによると、Blue Starは今年、サービス・ビジネスが売上げを牽引するものと期待している。同社は最近、ダクト・クリーニング・サービスとCFC冷媒のエコフレンドリー冷媒への転換サービスを開始、またエンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)パッケージも提供している。これにより今年のサービス売上げは35%の伸びが見込まれる。昨年の年商にはサービス売上げが15%貢献したと言う。
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