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2004-06-25 ArtNo.33627
◆三菱化学PTAユニット、黒字転換達成
【コルカタ】三菱化学(MCC)に率いられる日本企業グループが95%、西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)が5%、それぞれ出資するMCC PTA (India) Corporation Private Limited (MCPI)は、累積損失を一掃し、黒字転換を果たした。
ビジネス・スタンダードが6月22日、MCPIのステートメントを引用し報じたところによると、MCPIは、2000年4月の商業運転開始以来、初めて2年連続利益を計上、初の配当を行った。
MCPIは2003年12月期年度に前年度の1019クローを21%上回る1236.5クロー(US$2.73億)の純売上げを計上、純益も前年の78.6クローから105.1クロー(US$2320万)に33%アップした。
また高純度テレフタル酸(PTA)の年産量も商業運転開始当時の35万トンからデボトルネッキングを通じ47万トンに拡大した。
MCPIのボトムラインは、2001年までは主要原料パラキシレン(POX)と最終製品PTAの価格差の縮小、国際市場の先行き不透明、高いロジスティクス・コスト、国内需要の低迷に影響された。しかし安定した稼働率、生産計画の合理化、高い適応能力が幸いし、その後経営は改善した。今後の収益性は、国内ポリエステル市場の成長、PTA製造能力の拡張、PTAの国際価格、POX-PTAの価格差等に依存する。
業界観測筋によると、2005年1月1日に繊維貿易割当制度が廃止された後、PTAの需要は大幅に拡大するものと見られる。インドは、中国及びパキスタンとともに繊維貿易割当制度撤廃の最大の恩恵を受ける。またIndian Oil Corp(IOC)がハリヤナ州Panipatに建設するPOX/PTA製造施設が稼働するまでは、インド国内のPTA製造能力が目立った拡大を見ないことも、MCPIにとって幸いと言える。ちなみに親会社の三菱化学は世界PTA市場の11%のシェアを握っていると言う。
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