2004-06-25 ArtNo.33624
◆五カ年計画期間の発電能力追加目標4.1万MW照準に
【ニューデリー】インド電力省は第10次五カ年計画期間に4万1000MWの発電能力を追加することに自信を深めている。この内6800MWの施設は既に稼働しており、別に2万7500MWの建設が進められている。
エコノミック・タイムズが6月23日、電力省の四半期報告書を引用し報じたところによると、民間企業と州電力局(SEB:State Electricity Boards)は合計8000MWのプロジェクト入札を準備中で、今年7-9月の間に工事契約が発注されるものと見られる。これらのプロジェクトは第10次五カ年計画が終了するまでになお30ヶ月以上を余しており、その間に工事を完成することは難しくない。シナリオ通り事が運べば4万1000MWの目標は容易に達成できる。
この他、国営National Thermal Power Corporation (NTPC)はグジャラート州における2600MW発電事業のガス供給をアレンジしつつあり、別に複数の独立電力供給業者(IPP)も金融アレンジに拍車をかけている。このため一層の発電能力が追加される可能性も存在すると言う。
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