1995-09-30 ArtNo.3362
◆<馬>タイム・テレコムもゲートウェー・サービス実行
【クアラルンプル】タイム・テレコミュニケーションSdn Bhdも独自の国際ゲートウェー・サービスを実行する方針だ。
モハド・ジャファル・イスマイル重役(MD)はMBT紙のインタビューに対して「基本的には既に国際データ通信サービスを提供しており、今年末までには通話サービスも開始する」と語った。レオ・モギー エネルギー通信郵政相は今月15日、サラワク州において「ライセンスを発行された者全てが国際ゲートウェー・サービスを認められる訳ではない」と語った。これに対してセルラ・コミュニケーション(M)Sdn Bhd (セルコム)は既に1993年からこの種のサービスを提供しており、閣僚発言の影響は受けないと声明、またムティアラ・テレコミュニケーションズ幹部は水曜、「政府は一旦発行したライセンスを取り消せぬことは理解しているはず」と述べ、ゲートウェー・ファシリティーの構築を続ける方針を確認した。今週火曜にはエネルギー通信郵政省と電話会社各社の代表が関係問題を協議した模様だが、会議の結果については、通信省側が閣僚の関係談話を引っ込めたとする説と、当局がその立場を改めて確認したとする説が伝えられている。仮に関係5社全てにこの種のサービスが認めた場合、十分な利用量が維持できるかと言う点が問題となる。各社は当初イコール・アクセス・コンセプトの下にテレコム・マレーシアの契約者に対する接続サービスを当てにしていたようだが、イコール・アクセスは今後2年間は認められない見通しだ。(MBT:9/29)
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