2004-06-23 ArtNo.33619
◆測位システムのSiRF、子会社/開発センター設置
【ニューデリー】米国拠点の全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)用半導体及びソフトウェア・ソリューション・プロバイダー、SiRF Technology Holdings, Incは、完全出資子会社SiRF Technology (India) Pvt Ltdを設立、またウッタルプラデシュ州Noidaに設けたデベロプメント・センターをオープンした。
インディアン・エクスプレスが6月17日、SiRFのMichael L Canning社長兼CEOの言を引用し報じたところによると、SiRF Indiaは、カーナビ装置/ノートブック・パソコン/携帯電話端末/フリート管理装置/資産追尾システム/救急応答システム/娯楽用携帯装置等に測位機能をもたせる新製品や新技術の開発に照準を合わせる。取り分け測位システムに他の補助機能を合体した新世代のGPSチップセットやソフトウェアの開発がキー・エリアになる。
Noidaに設けられた4400平方フィートの開発センターにはこれまでに100万米ドルが投資されたが、今年末までに2200平方フィートの施設が増設される。新施設にはエンジニア25人が勤務する。来年末までには、さらに300万米ドルを追加投資し、スタッフも50人に増員する。
SiRF Indiaの新マネージング・ディレクターに就任したSena Reddy氏によると、SiRF Indiaは、インド及びアジア地域の顧客をターゲットにしたマーケッティングと顧客支援サービスを手掛ける。またインド開発センターは、インドやアジアの途上国のニーズに応じる製品の開発を目指すと言う。
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