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2004-06-21 ArtNo.33605
◆Bose、バンガロールにテック・センター計画
【チェンナイ】ハイエンド音響機器の設計製造を手掛ける米国拠点の音響技術会社Bose Corporationはカルナタカ州Bangaloreに独自のテクノロジー・センターを設ける計画だ。
エコノミック・タイムズが6月17日伝えたところによると、Bose CorporationのJohn Coleman社長はこのほどステートメントを発表、以上の計画を明らかにした。それによると、設立が予定されている“Bose Technology Centre(BTC)”は、米国マサチューセッツ州Framingham本社に設けられた研究開発(R&D)ソフトウェア・エンジニアリング・グループの出先機関として機能する。Bose音響機器製品のソフトウェア・コンテンツは今後益々拡大して行く見通しだが、インドはソフトウェア・エンジニアリングの優れたインフラストラクチャーとリソースを備えており、バンガロールはこの種の業務の最良のロケーションの1つに数えられる。BTCの設置準備は進捗しており、2004年9月には最初のプロジェクトが着手される。BTCは当面エンジニアリング・ソフトウェアの開発・生産、各種音響機器製品コードの検証に照準を合わせる。
一方、エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが6月17/18日報じたところによると、Bose Corporation India Pvt Ltd(BCIPL)のRatish Pandey重役(GM)はこのほど記者会見し、タミールナド州Chennaiに専門システム部(professional systems division)オフィスを設置するとともに、家庭向け製品を手掛ける小売店6店をオープンしたことを明らかにした。それによると、同社は向こう3ヶ月間にアンドラプラデシュ州Hyderabadに別に小売店3店を開設、南部地区におけるプレゼンスを強化する。またマハラシュトラ州Mumbaiに第2店舗を設けることも計画している。
Boseは目下インドで7900ルピーのマルチメディア・スピーカーから29万ルピーのホーム・シアター・システムまで、各種ハイエンド・オーディオ製品を販売している。これらの製品には62%の税が課されているため、価格もハイレベルになっている。インドのハイエンド・オーディオ製品の組織市場は100クロー(US$2208万)と見積もられ、Boseのインド・ビジネスは過去3年間年率60%の成長を遂げて来た。世界的にホーム・セグメントがBose売上げの70%に貢献、自動車セグメントが15%、プロフェッショナル・システムが残りを占めている。
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