2004-06-21 ArtNo.33597
◆Dr Reddy's、新たに2種類の化学物質開発
【ハイデラバード】Dr Reddy's Laboratories Ltd(DRLL)は、このほど、代謝障害治療剤DRL-11605とオキサゾリジノン(oxazolidinone)系抗菌剤DRL-13792の開発を進めていると発表した。これにより同社が開発中の新化学物質(NCE:new chemical entities)は合計9種類になった。
エコノミック・タイムズが6月17日報じたところによると、DRLLのK Anji Reddy会長は先週水曜に催された証券アナリストとの会合の席上、以上の消息を語った。それによると、同社が手掛ける4つ目の代謝阻害治療剤DRL-11605は臨床前(pre-clinical stage)の研究が進められている。
静脈注射薬もしくは経口薬として投与可能な合成抗生物質DRL-13792は臨床前調査を間近に控え、法定毒性試験前調査(pre-regulatory toxicology studies)を準備している。
これら両薬品の市場規模はなお未知数だが、代謝障害治療薬市場は成長しており、オキサゾリジノンの潜在市場は極めて大きい。
目下、305人のスタッフがNCEの開発に従事しており、2004-05年は取り分け4種類のNCE(DRF 2593/DRF 1042/DRF 1644/DRF 10945)が臨床研究段階を迎えている。また別に3種類のNCE(RUS 3108/DRF 4158/DRF 11057)が臨床前(pre-clinical)段階の研究過程にある。
昨年第4四半期には同社にとって初の海外における臨床試験、カナダにおける脂質代謝異常(dyslipidemia)治療薬DRF 10945の試験を開始した。同試験では、既に良好な効果が確認されていると言う。
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