2004-06-21 ArtNo.33595
◆Vizag Steel、石炭に代えRILのガス利用も:州政府
【ハイデラバード】Krishna Godavari Basin沖合新ガス田に期待するアンドラプラデシュ州政府は、国営Rashtriya Ispat Nigam Ltd (RINL)傘下Vizag Steel Plant(VSP)の燃料供給問題に関しても、石炭に代えReliance Industries Ltd(RIL)からガスの供給を受けることを計画している。
ビジネス・スタンダードが6月18日報じたところによると、先週金曜、マハラシュトラ州Mumbaiに赴き民間業界トップと会談したアンドラプラデシュ州のY S Rajasekhara Reddy首席大臣に随行したBotsa Satyanarayana大規模産業部長は17日、一連の会談に先立って記者会見し以上の消息を語った。それによると、VSPにとって石炭を燃料として用いることは最早望ましい選択肢とは言えなくなった。州政府はこの他、RILにアンドラプラデシュ州内で採取したガスの主要部分を同州内の産業のために留保するよう要請する計画だ。
今回の首席大臣の業界トップとの会談の趣旨は、新規投資誘致とともに、産業振興に対する州政府の公約を再確認することにある。また州内の工業活動を阻害する諸問題にも注意を払う。
首席大臣は、薬品研究センターの建設を計画するNicholas Piramal India LimitedのAjay Piramal会長、宝飾品製造工場の建設を計画するGeetanjali GroupのMehul Choski会長、Hinduja GroupのAshok Hinduja会長、Videocon Appliances LimitedのV N Dhoot会長、Raheja ConstructionsのG L Raheja氏、Tetleyの会長とTaj Group of Hotelsの副会長を務めるRJ Krishna Kumar氏、Voltas LimitedのAshok Soni重役(MD)、Godrej IndustriesのAdi Godrej会長、香港上海銀行(HSBC)のNial Booker重役(CEO)等の他、中央銀行のY Venugopal Reddy総裁とも会談すると言う。
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