1995-09-30 ArtNo.3359
◆<馬>生産性向上が今後の成長の鍵に:通産相
【クアラルンプル】ラフィダ通産相は28日、賃金と営業コストの上昇傾向は国内経済の競争力を喪失させるとして、生産性向上に一層の努力を払うよう呼びかけた。
同相によると、今年通年の国内総生産(GDP)成長率は8.9%、雇用の伸びは2.8%と予想されるが、同数値を実現するには、生産性の伸びは6.1%以上でなければならない。マレーシアの生産性は1998年以来毎年5%以上の伸びを維持しており、昨年のそれは5.6%(製造6.3%、建設5.4%、金融5.9%、農業2.5%、鉱業-0.1%、電力11.1%、商業7.8%、運輸4.5%、公共サービス3.7%、その他3.8%)だった。政府は生産性向上に対して財政的な奨励措置の導入を検討していると言う。ちなみに今年上半期のマレーシアのGDP成長率は9.5%だった。(BT,MBT,NST:9/29)
|
|