|
2004-06-18 ArtNo.33583
◆Shasun、イーストマンと提携し機能化学品製造
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点の原末(bulk drug)製造会社、Shasun Chemicals & Drugs(SCD)は米国の化学会社Eastman Chemical Companyと、医薬品／写真薬品／添加剤／化粧品業界向け機能化学品を開発・製造する協力協定を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが6月16日報じたところによると、ＳＣＤのN. Govindarajan重役(CEO)は15日記者会見し以上の消息を語った。それによると、これは一つの親協定で、引き続いて個々の製品に関する協定を結ぶことになる。既に提携対象として2つの製品をリストアップしている。
提携はまた2つの側面を有し、ＳＣＤはある種の製品の料金製造業者(toll manufacturer)として、インド市場を管掌するとともに、ある種の製品をEastmanと共同開発する。これによりある種の知的所有権をEastmanと共同所有する道も開ける。
両社はこれ以前には賦形剤の製造で提携した実績を有し、今回の契約はその延長と言える。これ以前の提携の下、ＳＣＤは2種類の賦形剤の技術を取得、これらを商業化した。
EastmanのGreg Nelson技術主任(CTO)によると、同社の研究開発(R&D)支出は今後社外により多く振り向けられることになると言う。
|