SEAnews 2004-06-16 ArtNo.33571

【ニューデリー】LG Electronicsはマルチ・ブランド携帯電話端末ディーラー500社をそのパートナーに取り込み自社製ＧＳＭハンドセットの販売を拡大する新イニシアチブに着手した｡
インディアン・エクスプレスが6月14日、LG ＧＳＭ部門製品主任Praveen Valecha氏の言を引用し報じたところによると、同社は既に小売業者150店を『LG Mobile Partners (LMP)』に指名した。今年4月半ばに同イニシアチブを導入して以来、これらＬＭＰは同社のＧＳＭ売上げに10－15％貢献している。パートナーの数が500店に達し、新イニシアチブがフル稼働したなら、今年のＧＳＭ売上げの少なくとも50％がＬＭＰによりもたらされる見通しだ｡
ＬＭＰは店内カウンターの少なくとも50％をＬＧ製品に供する。これに対してＬＧは売上げ面の協力やディスカウント、その他各種の支援を提供する。ＬＧは広告宣伝予算の少なくとも18－20％を同イニシアチブに充当する。ＬＭＰ1店当たり平均5万ルピーを、店内ブランディング／陳列／催し／ロードショーに支出する。
ＬＧは、ＤＶＤや電気掃除機等の家電製品に携帯電話端末をバンドルしてオファーする他、傘下の家電製品小売1500店を通じても携帯電話端末を販売する。ＧＳＭハンドセットの販売は2004年1－5月の間だけで10万ユニットに達した。ＬＧは、今年は通年で30万ユニット、来年は100万ユニット、2006年には200万ユニットの販売を目指している。売上額では2004年に280クロー(US$6181万)、2005年に650クロー(US$1.43億)、2006年に1200クロー(US$2.65億)の達成を目指している｡