2004-06-16 ArtNo.33569
◆VCD/DVDプレーヤー販売店、4年間に700%増加
【チェンナイ】スタンド・アローンのVCD/DVDプレーヤーを販売する小売店舗の数は2000年当時の7000店から2004年の5万6000店にほぼ700%増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月15日報じたところによると、市場調査会社Francis Kanoi Marketing Researchの消費者用電子製品(CE&A)小売店調査報告は、以上の数字を掲げている。それによると2004年のVCD/DVDプレーヤー販売店の数は5万6913店と、カラーテレビジョン(CTV)販売店の4万266店を上回り、扇風機とアイロンに次ぎ、店舗数で第3位に浮上した。扇風機の販売店は過去4年間に52%増加し11万6321店、アイロンの販売店は11万3694店。
同調査は2001年国勢調査でリストアップされた4368都市中の4156都市と、2558ヵ村をカバーしている。
VCD/DVDプレーヤー取り扱い店のこうした爆発的増加は、伝統的な小売店舗の枠を超えて流通網が拡大したことを示している。2万3000店にのぼるVCD/DVDプレーヤー販売店では、CTVが販売されていない。また3万2000店のVCD/DVD取り扱い店はCカテゴリーに属しているが、CTV販売店の中でCカテゴリーに属するのは1万4000店に過ぎない。こうしたCカテゴリー店の多くは、これ以前にはCE&Aを扱っていなかったが、VCD/DVDプレーヤーの販売を通じて初めてCE&A小売ビジネスに参入したものである。こうした非伝統的小売ルートの拡大は、VCDs/DVDプレーヤー需要の急増に加え、多くの新参プレーヤーと地元や多国籍ブランド・メーカーの激しい市場競争を反映している。
一方、ルーム・エアコンの流通網は過去4年間に138%拡大、小売店の数は9408店に達した。CE&A小売店の数は全体として2000年の12万3000店から2004年の18万1000店に47%拡大した。
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