【ムンバイ】地元製薬会社Alembic Limitedは、グジャラート州Vadodaraに設けた新研究開発(R&D)センターを2004年7月までにオープンする。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが6月10/12日報じたところによると、Alembicはこのほどボンベイ証券取引所(BSE)に以上の計画を通知した。それによると、Alembicはまたワドダラ市内Bhailal Amin General Hospitalの敷地内に『生物学的同等性(bio-equivalence)生体分析(bio-analytical)センター』を設ける。同センターは2004年8月にオープンする。
Alembicは、大手製薬会社の契約研究需要が拡大する中で、昨年、新部門『Bio-Arc Research Solution』を設置した。
インディアン・エクスプレスが6月12日伝えたところによると、2007年に創業100周年を迎える年商600クロー(US$1.32億)のAlembicは、2005年1月1日に新特許制度が導入されるのに備え、最近そのビジネスを『製剤(formulations)』、『薬理活性原末(API:active pharmaceutical ingredients)』、『R&D』の3戦略ビジネス部門(SBU:strategic business units)に再編した。既に抗生物質領域に強力なプレゼンスを有する同社は、婦人科/消化器科/心臓病科/糖尿病科を含む治療薬領域の主要プレーヤーになることを目指している。同社は今年9月の完成を目処に25クロー(US$552万)を投じヒマチャルプラデシュ州Baddiの製剤部門の設備能力を拡張する。