【ハイデラバード】当地製薬会社やバイオテック企業の間にハーバリズムが急速に拡大しており、Ranbaxy、Lupin、Wockhardt、Cipla、Ipca Labs、Orchid等の地元製薬メジャーは何れもハーブ・ビジネスに参入、160億米ドルのハーブ薬品市場の開拓を競っている。
インディアン・エクスプレスが6月9日伝えたところによると、これらの企業は、逆症療法化学物質の臨床試験を行う一方、Karela(苦瓜)/methi(ころは)/drumstickの高血圧/貧血/糖尿病等に対する治療効果の科学的立証に取り組んでいる。業界筋によると、専門家のアドバイスに基づく健康管理から店頭薬を用いた自己健康管理にシフトする潮流が生じており、多くの製薬会社がハーバル製品を次のターゲットとして注目している。
インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)の科学者によると、一部の製薬会社は既にハーブからリード分子(lead molecule)の抽出に成功しており、他のものは原料を取り寄せ、その成分の分析を進めている。多くの企業がターゲットにしているのは、糖尿病と癌で、この他、放射線障害治療薬、獣医薬、血圧降下薬等の研究も行われていると言う。