2004-06-09 ArtNo.33527
◆Bajaj Auto、人気コメディアンと契約し新モデル販促
【チェンナイ】二輪三輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は最近発売したエントリー・レベル・モーターサイクル・モデル“Bajaj CT 100”を販促するためタミール・フィルムの人気コメディアンVivek氏と契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが6月8日報じたところによると、BALはVivek氏を通じてタミール・コミュニティーの開拓を目指す。人気タレントの知名度を利用し専ら地域言語市場の開拓を図るのは、希な販促戦略と言えるが、BALは、同戦略を梃子にアグレッシブな広告キャンペーンを展開、Hero Hondaの“CD Dawn”からエントリー・レベル市場のリーダーシップ奪還を図るようだ。
CT 100のタミールナド州Chennaiにおける店頭価格は3万1490ルピーで、月間少なくとも3万5000台の販売を目指すBALは、アグレッシブな販促を通じ、CD Dawnを上回る月間5万台の販売も可能と見ている。
BALは著名な映画撮影家K V Anand氏に依頼し、先週チェンナイでコマーシャル・フィルムを撮影したようだ。しかしBALのR L Ravichandran副社長(セールズ&マーケッティング)は、「Vivek氏を起用しテレビジョン・コマーシャルを制作したが、依然として同オプションについて検討している」と語った。タミール・フィルムに出演して16年のVivek氏は幅広い支持層を有し、過去1年“Fanta”のブランド大使も務めている。
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