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2004-06-07 ArtNo.33516
◆Panasonic、GSM携帯端末市場の10%シェア目指す
【ハイデラバード】Panasonic India Pvt. Ltd(PIPL)は、今後毎月少なくとも1モデルを発売し、今年内にインドGSM携帯電話端末市場の8-10%のシェア獲得を目指す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月4日伝えたところによると、PIPLの池崎正明重役(MD)は同紙に以上の計画を語った。それによるとインド市場はPanasonicにとって重要な市場になっており、今年内にGSM携帯電話端末約14モデルを投入、市場シェア・ナンバー3の座を目指す。Panasonicの携帯電話端末は世界的に5%のシェアを占めているが、インドにおけるシェアは目下のところ約2%。Nokiaがリードしているインド携帯電話端末市場は今年末までに1700万-1800万ユニットに成長するものと見られる。
PIPLはTech Pacificをインドにおけるディストリビューターに指名した。後者は約6000店のディーラー網を有する。PIPLは広告、マーケッティング面のバックアップを引き受ける。
目下のところ、PIPLは携帯電話端末をフィリピンとマレーシアから取り寄せている。販売ボリュームが確保されたなら、インドでの製造も検討するが、目下のところその計画はない。
ハイエンド・モデルを手掛けるPanasonicは、インド顧客のニーズに応じた新モデルを発売する計画だが、価格を引き下るかどうか、現状でコメントするのは難しい。しかし値下げは最終的に顧客に利益を及ぼすもので、望ましい。
新政府が発足したことから、テレコム産業に有利な政策が維持されるかどうか、目下見守っていると言う。
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