SEAnews 2004-06-07 ArtNo.33506

【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は国際石油化学製品市場の動向に応じ、ポリエステル／繊維中間体／ポリマーの6月分価格を1.3－3.1％引き上げた。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月2／3日、ＲＩＬのステートメントを引用し報じたところによると、ポリエステルについては部分延伸糸(POY:partially oriented yarn)のキロ当たり価格が先月の71ルピーから72ルピーに、ポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)は同63ルピーから64ルピーに、それぞれアップ。
繊維中間体については、高純度テレフタル酸(PTA)が同39.90ルピーから40.40ルピーに1.3％、モノエチレングリコール(MEG)が同47.75ルピーから48.60ルピーに1.8％、それぞれ引き上げられた。しかし直鎖アルキルベンゼン(LAB:linear alkylbenzene)のキロ当たり価格は53.90ルピーに据え置かれた。
ポリマーについては、ポリエチレン(PE)のキロ当たり価格が49.20ルピーから50.70ルピーに3％、ポリプロピレン(PP)のそれが同48.25ルピーから49.75ルピーに3.1％、それぞれアップした。しかしポリ塩化ビニール(PVC)の同価格は47ルピーに据え置かれた｡