2004-06-04 ArtNo.33501
◆製薬会社Krebs、バイオ燃料/食品ビジネスに進出準備
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点に発酵技術を用いた薬理活性原末(API:active pharmaceutical ingredients)の製造を手掛けるバイオケミカル企業Krebs Biochemicals and Industries Ltd(KBIL)は、成長加速戦略の一環としてバイオ燃料やその下流部門製品、さらには食品領域への進出を計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月31日伝えたところによると、KBILは以上の計画に基づきJampani &Kovur協同組合がアンドラプラデシュ州内に設けた製糖工場を買収、年産1800トンのポテトチップ工場を建設した。ポテトチップ工場は今会計年度第2四半期に商業運転を開始する。
KBILの2004年3月期年商は101.97クロー(US$2251万)、純益は13.5クロー(US$298万)と、前年の各102.14クロー/14.87クローを僅かに下回った。売上げ/純益の下降は、喘息薬セグメントの売れ行き鈍化、原料コストの上昇、一部製品の値下げに伴うもの。
KBILは今年は年商200クロー(US$4415万)、純益30クロー(US$662万)を目標にしている。同社取締役会は年間配当率を80%とすることを決めた。
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