1995-09-29 ArtNo.3350
◆<泰>電力会社EGCO、バンパコン合弁発電事業覚書
【バンコク】EGCO(ザ・エレクトリシティー・ジェネレーティング・カンパニー)はアマタ・パワー社とバンパコン・インダストリアル・パーク2における電力及びスチーム供給に関わる合弁覚書を交換した。
同プロジェクトでは35億バーツを投じて180-190MW(メガワット)の複合サイクル発電施設が設けられ、内60MWの電力はSPP(スモール・パワー・プロデューサー)スキームの下、タイ電力局(EGAT)に売却される。また残りの電力とスチームは工業団地の工場に供給される。合弁会社にはアマタ・パワーが51%、EGCOが26%を出資、残りのシェアは地元金融機関に分与される。一方、アマタ・パワーにはGrimmエンジニアリング・システムズが50%、バンパコン・インダストリアル・パーク2が30%、ペトロ・アジア・インターナショナルが20%、出資している。新合弁会社の資本金等の詳細は今年末までに詰められ、発電所は来年後半に稼働、97年の完全操業が目指されている。一方、EGCOは独立電力供給業者(IPP)及びSPPスキーム下の発電所の運転と保守を引き受けるため、資本金1000万バーツの新会社エンジニアリング・サービスCoを設立した。(BD:9/28)
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