2004-06-04 ArtNo.33498
◆Sterlite、ザンビア銅鉱山の支配権益を近く買収
【ルサカ】ザンビア当局はKonkola Copper Mines (KCM)の過半数権益をインド企業Sterlite Industries Ltd(SIL)に売却することを原則的に認めた。
エコノミック・タイムズが5月29日伝えたところによると、ザンビアのLevy Mwanawasa大統領は28日ロイター通信に以上の消息を語った。それによるとザンビア政府が閣議で検討に付した後、正式な契約が結ばれる。大統領は、取引の額や調印の期日等、詳細を語ることを控えたが、同大統領は今年2月に新戦略パートナーとの契約は6月頃結ばれると見通していた。
Konkola鉱山及びNchanga鉱山を傘下に収めるKCMは、ザンビアにおける銅とコバルトの生産の67%を手掛けている。また銅鉱業はザンビアの外貨収入の70%以上に貢献している。
Anglo Americanが2002年8月にKCMから手を引いた後、ザンビア当局は2003年5月にSILをAnglo Americanに代わる潜在的新戦略パートナーとしてリストアップ。SILはそれ以来、ザンビア政府と交渉を続けて来た。
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