2004-06-04 ArtNo.33496
◆Swaraj Mazda、US$3500万投じ設備拡張
【ニューデリー】パンジャブ州を拠点に商用車の製造を手掛けるSwaraj Mazda Ltd(SML)は、商用車及びバスの需要拡大が予想されることから、向こう3、4年間に160クロー(US$3532万)を投じ、年産能力を1万台から3万6000台に拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが5月30/31日、同社筋の言を引用し伝えたところによると、投資計画には、トランスミッション・ギア、バス・ボディー、カーゴ・ボックス製造施設の増設、シートメタル・コンポーネントの国産化、製品開発の加速にも寄与する研究開発(R&D)能力の強化、新排ガス基準に準拠するための設備改善が含まれる。SMLは、今会計年度からスタートする以上の投資支出を主に内部資金で賄う。
Punjab Tractorsグループに属するSMLの株価は、パンジャブ州政府が持分の売却を図る中で下降線を辿り、市場シェアも縮小していたが、Commonwealth Development Coporation (CDC)が支配権益を握ったことから、同社は、トラクターを含む全ての事業領域で攻勢に転じ、成長基調の回復を図る。トラクター部門に関しては国際顧客をターゲットにしたモデルを投入、再度輸出に力を入れる。しかし海外に製造拠点を設ける計画は今のところないと言う。
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