SEAnews 2004-05-31 ArtNo.33484

【ニューデリー】アイワは今会計年度に100クロー(US$us$2208万)の売上げ実現を目指すとともに、近くインドのカラー・テレビジョン(CTV)市場に進出する計画だ｡
ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが5月27日報じたところによると、アイワのPrasun Banerjee地域主任は新製品発表会の席上、以上の計画を明らかにした｡それによるとアイワは2003年10月にインド市場に復帰して以来、2004年3月末までに25クロー(US$552万)の売上げを達成したが、今年は一連の新製品投入によりSony India年商の約10％に相当する100クローを目指す｡当面は、インド市場から撤退した間のスペア・パーツ不足やアフター・サービス欠如に伴うマイナス・イメージを払拭、信頼の回復を最優先する。
アイワはこの日ポータブルＣＤプレーヤー、ヘッドフォーン・ステレオ、ポータブル・オーディオ・プレーヤー等22種類の新製品をお披露目した｡ソニー・インディアはアイワ・ブランドを梃子にオーディオ及びビデオ製品のハイ・ボリューム／ロー・プライス・セグメントにおける足場を強化する。ＣＴＶは世界的にアイワの主要ポートフォリオの1つで、インド市場にも投入する計画だ。2005年にはホーム・シアター、micros、MP3等、50品目の新製品を投入、150都市にプレゼンスを築く。販売網の拡張、顧客サービスの拡充、広告宣伝等に10－15クロー(US$221万-331万)を投資する。
インドのＣＤプレーヤー市場は200万セット、ヘッドフォーン・ステレオ市場は250万セット、ポータブル・オーディオ・プレーヤー市場は15万セットと見積もられ、ソニーとアイワはハイファイ・オーディオ市場の合計42％のシェアを占めていると言う。