2004-05-28 ArtNo.33462
◆新政府、肥料政策に見直し:Paswan化学肥料相
【ニューデリー】統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)政府は、肥料部門に対する補助に見直しを加える。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月26日報じたところによると、化学肥料相に就任したLJP(Lok Jansakthi Party)のRam Vilas Paswan党首は5月25日初登庁した際、以上の方針を明らかにした。それによると、同相は肥料の生産・流通政策、尿素に対する規制緩和措置等に見直しを加え、農民へのタイムリーな肥料供給を確保する。
化学・肥料領域の公共企業に関しては、利益を上げているものは民営化しない。赤字経営のものについても見直しを加える。
エコノミック・タイムズが5月24日伝えたところによると、National Fertilisers Ltd(NFL)の民営化は、S S Dhindsa前化学肥料相の手によりペンディングされて以来、不透明な状態が続いているが、UPAの『共同優先プログラム(CMP:Common Minimum Programme)』には黒字経営の公共企業の民営化に反対する政府の姿勢が示されるものと見られる。
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