【ニューデリー】TVS Motor Company Ltd(TVSMC)は、二輪車需要が俄に高まりつつある首都圏Delhiにおいて今年末までに、一連の新モデルの発売を通じ市場シェアを現在の15%から18%に拡大する計画だ。
ザ・ヒンドゥーとエコノミック・タイムズが5月20/21日報じたところによると、TVSMCのC. P. Raman社長はそのステートメントの中で以上の目標を披露した。デリーとハリヤナにおける小売販売を促進する狙いから、TVSMCは最近Syndicate Bankと提携、その顧客にローン便宜も提供している。
一方、ビジネス・スタンダードが5月17日伝えたところによると、TVSMCは、ベトナム、フィリピン、マレーシアに製造もしくは組み立て施設を設けることにより、南アジア市場におけるプレゼンスを強化することを計画している。これら3国におけるプロジェクトは、インドネシア/タイにおける投資計画が完了した後、2006-2010年の間に実行される。同社は現在、初の海外製造拠点をインドネシアかタイに設ける最終段階の詰めを進めている。投資額は50クロー(US$1104万)でバイク月産20万台の施設を設ける。マレーシアとフィリピンには組み立て工場が、ベトナムには製造ラインを設けることが検討されている。インド国内でも向こう3年間に200クロー(US$4415万)を投じる計画と言う。