1995-09-29 ArtNo.3345
◆<馬>スーパー、日本企業と合弁でオフィス自動化機器等製造
【クアラルンプル】スーパー・エンタープライズ・ホールディングズBhd(SEHB)は日本企業2社--プリンティングCo Ltd及びニッポン・センリン・エンタープライズ・コーポレーションと60:25:15の出資率で設立したSEプリンティング(M)Sdn Bhdが中期的にグループ売上の25%に貢献するものと予想している。
モハド・ガザリ・モハド・カリド会長が27日の年次総会後語ったところによれば、新会社は遠隔制御機器、オフィス自動化機器、音響機器、液晶ディスプレー(LCD)パネル用のライト・プレト等の製造を手掛け、1996年財政年度から月間100万Mドル、年間1200万Mドルの売上が望める。目下同社営業額の79%はラベル及びステッカーの製造に依存しているが、これらの製品の売上比率は50%に縮小する。
一方、日本から輸入している段ボール用の紙やフィルムが値上がりしているが、値上がり分を顧客に転嫁し、新たな仕入先を物色することにより、マージンを94年レベルまで回復する努力が続けられている。またクポンの既存工場をラワンに移転後、段ボールの製造能力は15%アップする見通しと言う。(NST:9/28)
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