2004-05-24 ArtNo.33432
◆Bajaj、年内にバイク2モデル発売、インドネシア工場も
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)は今会計年度内にそれぞれエントリー・レベルとエグゼクティブ・カテゴリーに属するモーターサイクル2モデルを発売、Hero Honda Motors Ltd(HHML)に対抗する。
エコノミック・タイムズが5月19日伝えたところによると、BALのRajiv Bajaj重役(MD補)はPTI通信に以上の計画を語った。それによると、今月中にエントリー・レベルのCT-100を、第2四半期(2004/7-9)にエグゼクティブ・セグメントのK 60をそれぞれ発売する。また今年末までにインドネシアに組み立て工場を建設、108クロー(US$130万)を投じてマハラシュトラ州Chakan工場の自動三輪車の製造能力を拡張する。
HHMLがCD Dawnを20%値下げしたため、BALの既存エントリー・レベル・モデル“Boxer”の市場シェアは縮小した。BALもBoxerを値下げして対抗したことから、エントリー・レベルは両社により支配されている。エントリー・レベルの新モデルは3万ルピー前後で発売する計画で、これによりエントリー・レベルの支配地図は塗り替えられる見通しだ。
またBALはスタイル、エンジン・パフォーマンス、乗り心地を格段に向上させたK 60を既存モデルと同価格で発売、HHMLのエグゼキティブ市場支配に挑戦する。これにより今会計年度中にエグゼクティブ市場の状況も一変するはずと言う。
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