2004-05-19 ArtNo.33411
◆LG、DVDプレーヤーの地元製比率を10%から90%に
【ニューデリー】LG Electronicsは今年7月乃至8月からインドで販売するDVDプレーヤーの大部分を地元製に転換する。
インディアン・エクスプレスが5月15日報じたところによると、LG IndiaのCM Singh製品グループ主任(TV担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると現在同社はインドで販売するDVDプレーヤーの90%を韓国から輸入、残りの10%のみをヒマチャルプラデシュ州Parwanoo拠点の相手先商標製造業者(OEM)Calcumから調達している。しかし今年7月からは90%をCalcumから調達、残りの10%を韓国から輸入する計画で、近くCalcumと独占アウトソーシング契約を結ぶ。LGは今年は、昨年の2倍のユニット販売を目指している。
DVDプレーヤーは2003-04年に30-40%の過去最大の値下がりを見た。消費者用電子/TV製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and TV Manufacturers Association)によると、インドのDVDプレーヤー市場は2005年までに約1000万ユニットに拡大する見通しだ。
LGは2003年通年で2万1000ユニットを販売したが、Singh氏の部門は今年5-6月の間だけで10万ユニットの販売を目指している。Singh氏によると向こう1年間にさらに25-30%の値下がりが予想され、消費者は6ヶ月以内にエントリー・レベルのLG製DVDプレーヤーを4000ルピーで手に入れられるようになると言う。
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