2004-05-19 ArtNo.33410
◆STMicro、Noidaに新コンプレックス建設
【ニューデリー】半導体メジャー、STMicroelectronics(STM)は、ウッタルプラデシュ州Greater Noidaに25エーカーの新コンプレックスを設ける計画に着手、また今年内に500人のエンジニアを新規雇用する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月17日報じたところによると、STMのインド担当人事課長、Praneet Mehrish氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、新コンプレックスは欧州以外では同社にとって最大のデザイン施設になる。STMは向こう5年間にインド業務に1億米ドルを投資する。同社のインド・スタッフは1987年には4人だったが、今では1400人に拡大した。年内に新規雇用されるエンジニア500人の内、最大100人はカルナタカ州Bangaloreの施設に、残りはノイダの新施設に配置される。STMは1992年からインドで集積回路(IC)の設計及びソフトウェア・ソリューションの開発を開始した。インドは豊富な人材を擁するため、研究開発に適しているが、市場規模はまだ小さく、30億米ドル以上の投資を必要とする製造施設を設ける計画はないと言う。
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