1995-09-29 ArtNo.3341
◆<星>CPL、更に多くのショッピング・モール開発
【シンガポール】目下シンガポール国内に5つのショッピング・モールと2つのサービス・アパートを開発中のセンターポイント・プロパティーズLtd(CPL)はシンガポール国内及び域内に更に多くのショッピング・モール及びサービス・アパートを開発する計画だ。
CPLのハロルド・タン重役(GM)及びビビアン・タン上級課長によれば、域内ではバンコク、ホーチミン、ハノイ、上海、プノンペン、ヤンゴンの投資機会を探っている。国内ではアレクサンドラ・ロードにおける初のコンドミニアム・プロジェクト、ザ・アンカレッジの成功を受けて、高品質の住宅開発用地を物色している。シンガポール市場には目下小売りスペースの短期的供給過剰現象が生じているが、特定の場所や市場セグメントに照準を合わせた戦略を立案している。例えば政府の計画下に最終的に80万人の住民に奉仕するリージョナル・センターとなる予定のウッドランズはオーチャード・ロードに代わる強力な市場潜在性を備えている。CPLはこれまでシンガポールに進出していない米国の国際的な小売り会社に同地に開発中のコーズウェイ・ポイントへの入居を求め、テナント交渉を進めている。対岸のジョホール・バルの同業者との競争も予想されるが、同州の経済成長の動向からショッピング・センターが完成する際にはより大きな購買力とより複雑な嗜好を備えたショッパーが誕生しているはずという。(ST:9/28)
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