2004-05-19 ArtNo.33405
◆Kinetic、9月にItaljetスクーター発売
【プネー/アーマダバード】Kinetic Engineering Ltd (KEL)/Kinetic Motor Company Ltd(KMCL)は今年9月、12月、そして来年3月に各1モデル、したがって今会計年度中に合計3モデルのItaljet製スクーターを発売する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが9月17/18日報じたところによると、KELのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)とKMCLのVismaya A Firodia副社長はこのほど以上の計画を明らかにした。
それによると、これによりDiwali(2004/11/12)前のセールの波に乗ることができる。ちなみに今年1月、イタリアの二輪車メーカーItaljetと後者製スクーターの世界的な製造・流通契約を結んだKineticは、国内市場向けには当面Italjetスクーター7モデルを製造する。マドヤプラデシュ州Pithampurの工場における製造準備はほぼ整っており、初年度に同工場でItaljetスクーター4万台を製造する。発売価格もエンジン・サイズも未定だが、後者については6月までに結論を出す。その他の4モデルについてはまだ何時発売するか決めていない。最初の売れ行きが、残る4モデルの発売時期に影響を及ぼす見通しだ。またインド国内の自動変速スクーター市場の動向も鍵になる。マドヤプラデシュ州Indore工場における国際市場向けItaljetスクーターの製造準備も整いつつある。
Italjetスクーター以外の今会計年度に発売を予定する製品に関しては、Zing 80とNovaのアップグレード・バージョンが含まれる。マハラシュトラ州Puneで16日に発売されたZing 80の店頭価格(ex showroom Pune)は2万5926ルピー。既存のZing 65も引き続き販売される。今会計年度にはスクーター20万台を製造する計画で、内Zing 80が6万台を占める。昨年はZingとNova2モデルだけで、輸出も含め16万台を販売したが、Italjet製スクーターが加わることにより、20万台の目標は実現可能と見ている。またItaljet製スクーターを輸出することにより、輸出市場と輸出売上げの拡大も見込めると言う。
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