2004-05-19 ArtNo.33403
◆高裁、Haldia Petrochemicals管財人指名判決の再審指示
【コルカタ】カルカッタ高裁は、Haldia Petrochemicals Ltd(HPL)の資産移動を制限し、管財人の指名を命じた法廷判決を無効とし、債権回復裁判所(DRT:debt recovery tribunal)に同案件の再審理を指示した。
エコノミック・タイムズが5月14日伝えたところによると、S P Talukdar高裁判事は、Unit Trust of India (UTI)への金利未払いを巡るHPLに対する一方的な判決を無効とし、HPLに対する通知(due notice)後7日以内に再審を行うよう債権回復裁判所に命じた。
50クロー(US$1142万)相当のHPL社債を購入したUTIは、満期に償還できなかったHPLを債権回復裁判所に訴えた。債権回復裁判所は、HPLがUTIに対する16クロー(US$365万)の利子支払いも履行できなかったことから、管財人の指名を命じ、通常の営業を除く資産の移動も制限した。
HPLは債権回復上訴裁判所(DRAT:Debt Recovery Appellate Tribunal)に提出した不服申し立ての中で、関係判決は最終的判決ではないため、HPLのビジネスは同判決により阻害されてはならないと主張していた。
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