2004-05-19 ArtNo.33400
◆Bharat Forge、US$8千万投じ鍛造能力拡張
【ムンバイ】地元自動車支援産業の主要輸出業者に数えられるBharat Forge Ltd (BFL)は、全自動トランスファー・プレスを含む2本のプレス・ラインを増設することにより鍛造部門のキャパシティー拡張を図っている。
インディアン・エクスプレスが5月17日、BFLの証券アナリストに対するステートメントを引用し報じたところによると、同社は以上の拡張計画に350クロー(US$7999万)を投じる。この内103-124クローは株主割り当てにより、また113クローはワラントの株式への転換により、残りはバイヤーズ及びサプライヤーズ・クレジット/内部留保金/借入のミックスにより賄う。
これにより乗用車用クランク・シャフトの年間鍛造能力は2倍以上の30万ユニットに拡大する。BFLは目下6000トンと2500トンのプレス・ラインを増設中だが、上記の計画は、それに追加される。
BFLは大型クランク・シャフト市場を将来の成長領域と見ており、この方面の需要に応じるため鍛造(forging)と加工(machining)双方の拡張を図る。第3鍛造ラインとともに、加工ライン3本を増設する。後者によりクランクシャフトの年産能力は20万ユニットに達する。BFLはまた検査及び評価施設も設け、顧客に総合的な支援サービスを提供する計画だ。BFLの前会計年度の純益は125クロー(US$2857万)をマークしたと言う。
|