NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2004-05-19 ArtNo.33399
◆鉄鉱石値下がり、鋼板は現状維持、条鋼は値上がりも
【ニューデリー】国内市場における鉄鉱石価格は、国際価格の軟化に伴い下降線を辿る見通しだが、条鋼価格はなお値上がりする可能性が有り、鋼板価格は暫く現状を維持するものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月17日伝えたところによると、過去数週間に中国方面の需要が大幅に低下したことから、鉄鉱石の国際価格はスランプに陥っている。インド企業は今年2月には粉鉱石(iron ore fines)をトン当たり60-65米ドルで輸出したが、今では40米ドルでも輸出が難しく、トン当たり38-40米ドルのFOB価格が相場になっている。また国内価格はトン当たり1900ルピーと、ほぼ国際価格と同レベルだが、輸出価格の落ち込みに比べると、値下がりは多少小幅になっている。
鉄鉱石の値下がりは、鉄鋼生産コストの下降につながるが、直ちに国内鉄鋼価格が下降することはなさそうだ。これは鉄鋼メーカーが過去1年にわたり鉄鉱石の値上がりを部分的にそれ自身で吸収して来たため。
その実、鉄鋼メーカーは向こう数日間に条鋼の値上げを準備している。既に国内最大の鉄鋼会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、国会下院総選挙の結果が明らかになった5月13日以降、トン当たり条鋼価格をそれ以前の1万5000ルピーから1万9000ルピーに4000ルピー引き上げている。他の鉄鋼メーカーもこれに追随するものと見られるが、鋼板価格は現状レベルに維持される見通しと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.