2004-05-17 ArtNo.33394
◆情報技術管理学院、インテルの支援下にPlanetLab設置
【バンガロール】インド情報技術管理学院バンガロール分校(IIITB:Indian Institute of Information Technology, Bangalore)は、Intel Indiaの支援下にインド初の“PlanetLab”をキャンパス内に設けた。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが5月14日報じたところによると、プリンストン大学/マサチューセッツ工科大学/カリフォルニア大学バークレイ分校の研究者や学術専門家らが数年前に創設したPlanetLabは、次世代のインターネット製品/アプリケーション/サービスを開発・装備するための世界的な実験台を務める。世界の156サイトに350台の機械設備を配備、目下、分散記憶装置、ネットワーク・マッピング、ピアー・ツー・ピア・システム、分散ハッシュテーブル、分散問い合わせ処理と言った様々なトピックに関わる200件以上の研究プロジェクトを手掛けている。
IntelのFrank Spindler副社長(法人技術グループ)が13日催された記者会見の席上語ったところによると、PlanetLabは、学術専門家と産業界の研究者が手を携えて先端技術を開発する新たなモデルと言える。インドは、インテリジェント・サービス/ネットワーク・ストーリッジ/ネットワーク・プロセッサー等のデザインに寄与し、ウェブを通じて流通させられる新段階のサービスやアプリケーションを開発する上で重要な役割を担うことができる。
インド第2のPlanetLabは、やはりIntelの支援下にインド工科大学ルーキー分校(IIT:Indian Institute of Technology, Roorkee)に来月オープンする予定と言う。
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