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2004-05-17 ArtNo.33387
◆Hindustan Zinc、設備拡張計画
【ムンバイ】インド最大の亜鉛生産会社Hindustan Zinc Ltd(HZL)は、国内需要の増大に乗じ一層の設備拡張を検討している。
エコノミック・タイムズが5月14日、業界トップの言として報じたところによると、目下亜鉛精錬施設の年産能力を17万トンから40万トンに拡張中のHZLは、アンドラプラデシュ州Vishakapatnamの精錬施設の年産能力をさらに20万トン拡大することを検討している。しかし最終方針はまだ決まっていない。Vedanta Resourcesが支配権益を握るSterlite Industriesは、2002年に政府持分を買い取り、HZLの64.9%のシェアを保持している。
HZLはインド国内の亜鉛需要が増大している上、輸出の見通しも良好と判断、設備能力の拡張を準備している。インフラ開発や発電事業の拡大で、国内における亜鉛需要は年率10-15%の成長が見込まれている。インドにおける亜鉛需要の3分の2以上が亜鉛メッキ鋼の製造に伴うもので、インドの2004年の鉄鋼生産は前年比12%増の3800万トンに達する見通しだ。HZLは現在ISP(Imperial Smelting Process)技術を採用しているが、拡張計画にはHMT(hydro-metallurgical technology)技術を用いることを検討している。HMT方式はより多くの電力を必要とするため、Vishakapatnamに新発電施設を設けることも計画している。
ラジャスタン州Chanderiyaの亜鉛精錬施設の拡張工事は順調に進捗しており、2005年6月までに完成する予定だ。同プロジェクトでは154MWの発電施設も増設される。既存の精錬施設はISP技術を用いているが、拡張プロジェクトにはHMT技術が採用されている。
HZLは最近、Chanderiyaの年間精錬能力を7万トンから10万トンに、グジャラート州Debari精錬所の年産能力を4万9000トンから6万5000トンにそれぞれ拡大した。現在の合計年産能力は22万トンだが、年内に1万トン拡張される。同社は合計1億3000万トン埋蔵量を有する複数の亜鉛・鉛鉱山を傘下に有する。
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