2004-05-17 ArtNo.33385
◆英鉄鋼会社Stemcor、US$1億投じハジラ工場拡張
【ムンバイ】英国企業Stemcor傘下のSteel Corporation of Gujarat Ltd (SCGL)は約453クロー(US$1.02億)を投じ、今年末の完成を目処にグジャラート州Haziraの既存施設の設備能力を110万トン拡張する。
インディアン・エクスプレスが5月14日、SCGLのMatthew Stock取締役の言として報じたところによると、酸洗・防錆熱間圧延コイル(pickled and oiled HR coils)30万メートル・トン、亜鉛メッキ熱間圧延コイル(hot rolled galvanised coils)5万メートル・トン、冷間圧延硬質コイル(cold rolled full hard coils)8万5000メートル・トン、亜鉛メッキ冷間圧延コイル(CR galvanised coils)40万メートル・トン、冷間圧延焼鈍コイル(CR annealed coils)35万メートル・トンの生産能力(年間)が追加される。453クローの内、160クロー(US$3657万)は自己資本、19クロー(434万)は内部留保資金、274クロー(US$6262万)は借入で賄われる。
原料の熱間圧延コイル(HRC)等を隣接するEssar Steel Ltd(ESL)の工場から調達でき、また製品を輸出する際にESLの港湾施設を利用できることが、拡張を決めた主因。生産した冷間圧延コイル、亜鉛メッキコイルの半ばは輸出する計画だ。酸洗・防錆熱間圧延コイルの生産は既に開始、インド国内市場に供給していると言う。
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