【ニューデリー】DVD(digital video decoder)プレーヤー製造業は今年のユニット販売が2倍に拡大するものと見る一方、これまで上流クラスのためのニッチ製品だったDVDプレーヤーが、中流クラスの常備品に変身、ボリューム・ゲームが開始されるものと予想している。
インディアン・エクスプレスが5月11日報じたところによると、DVDプレーヤーは3年前には1万7000-2万5000ルピーしたが、今では1万ルピー以下に下降、ロー・エンド製品は4000ルピーで手に入る。ボリューム・プレーヤーのLGも、6ヶ月以内にエントリー・レベル製品の価格を4000ルピー前後に引き下げるものと予想される。今年初、Philipsは他社に先駆け4990ルピーのDVDプレーヤーを発売したが、AkaiとAiwaは2000ルピー以上値下げしてこれに対抗、他社も大部分が同様の値下げを行った。1年まえにはこの種の製品の価格は9000ルピーした。
今日、Philips、Samsung、LGが月間各2万-2万2000ユニットを販売、市場をリードしており、Sony、Akai、Aiwa、Onida、Videocon等がこれに続いている。この他のブランドにはSharpとThomsonが含まれる。またリージョナル・プレーヤーのBeltekとSaloraも競争力有る価格で、その製品を販売していると言う。