NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2004-05-12 ArtNo.33362
◆Kinetic、二輪車市場のニッチ・プレーヤー目指す
【ムンバイ】マハラシュトラ州Pune拠点のKinetic Engineeringは二輪車市場のニッチ・プレーヤーを目指し、戦略転換を図っている。
インディアン・エクスプレスが5月4日報じたところによると、Kineticは、Hero HondaやBajaj Autoとボリューム・ゲームを行うことはできないため、エントリー・レベル・モーターサイクル市場から撤収し、韓国の技術パートナーHyosung Motorsと手を結びニッチ領域の製品をオファーする計画だ。
Kinetic EngineeringのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)によると、スクーター及びそのニッチ製品で知られ、過去数年、斬新な製品を紹介して来たKineticは、自らの強みとするところに力を集中する方針を決めた。既に『Meet the New Kinetic』と銘打った新計画を立案、検討を進めていると言う。
Kinetic筋によると同社のエントリー・レベル・モデルBossは販促キャンペーンの間は売れ行きが伸びるものの、持続せず、低調な販売成績にとどまっている。同社は115とEXと言うBoss2バージョンをオファーしている。
Hyosung製Aquilaに対する市場の反応が良好だったことからKineticは、新たにHyosung Cometを輸入する方針を決めた。Cometには250 ccと650 ccの2バージョンが有り、Kineticはインド市場向けに前者を輸入する。Kineticはまた“Aqua”と言う175 ccバイクの製造を計画、エンジンはHyosung製を輸入する方針だ。CometとAquaは何れも今年下半期に発売されると言う。
ASK Raymond Jamesのアナリストは、「Kineticの大部分のモデルのパフォーマンスは芳しくないため、ニッチ領域に照準を絞る戦略は、あるいは最良の方式と言えるかも知れない」とコメントした。
今年3月にGF series、Velocity、Boss等のモーターサイクル5万台ほどを販売したKineticはまた、最近タイアップしたイタリア・メーカーItaljetの7種類のトップ・エンド・モデルが、都市部消費者の関心をスクーターに呼び戻すのに役立つものと期待している。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.