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2004-05-10 ArtNo.33343
◆IOC/ONGC/GAIL/RIL、揃って石化設備拡張
【ムンバイ】インドの石油メジャー、Indian Oil Corp(IOC)/Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)/Reliance Industries Ltd(RIL)/Gas Authority of India Ltd(GAIL)が、相次いで石油化学設備の拡張計画を発表したことから、インド石油化学産業は向こう2-5年間に様変わりするものと見られる。
エコノミック・タイムズが5月6日伝えたところによると、RILはポリマーの年間生産能力を2006-07年までに現在の1250万トンから1500万トンに拡張する方針だ。
ONGCは液化天然ガス(LNG)の副産物(エタン/プロパン/ブタン等)を用いてエチレン/ポリエチレン・クラッカー・ユニットを設け、ポリマーの製造まで手掛ける計画で、恐らくグジャラート州Dahejもしくはカルナタカ州Mangaloreにプラントを設けるものと見られる。
インド最大の石油精製会社IOCは、2万5000-3万クロー(US$57.14億-68.56億)を投じて東海岸と西海岸にそれぞれ石油化学コンプレックスを設ける計画を発表した。この内既に着工されているグジャラート州Koyaliの製油所における1300クロー(US$2.97億)の直鎖アルキル・ベンゼン(LAB)プロジェクトは2004年第3四半期に、ハリヤナ州Panipat製油所における4500クロー(US$10.28億)のパラキシレン(PX)及び高純度テレフタル酸(PTA)プロジェクトは2005年第3四半期までに、それぞれ稼働する予定だ。年産80万トンのエチレン・クラッカー・プロジェクトはグジャラート州もしくはハリヤナ州に設けられ、2007年第2四半期の稼働が予定され、またオリッサ州Paradipに建設が予定されている年間原油処理能力900万トンの製油所に第2のエチレン・クラッカーを併設する可能性が検討されている。IOCはまたイランに同国のNational Petrochemical Corporationと合弁でガス・ベースのオレフィン・コンプレックスを設けることを計画している。
この他、西ベンガル州のHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)や、GAILがウッタラプラデシュ州のAuriya及びPataに設けた施設が存在する他、小規模プレーヤーのIndo-Ramaも設備を2倍に拡大することを準備している。
アナリストによると、インドは既にPXやPTAを輸出しており、設備拡張は供給過剰の拡大を意味する。RILの拡張計画は製油施設の拡張にリンクしたものでより総合的なものと言える。しかし新参者は、取り分け中国が膨大な設備拡張を進める中で、より厳しい競争を強いられるものと見られる。そこで誰がより早く、より迅速に新キャパシティーを立ち上げるかが鍵になると言う。
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