2004-05-07 ArtNo.33332
◆Blue Dart、ハイデラバードを6番目の航空便ハブに
【ハイデラバード】インド至急便市場のリーダー、Blue Dart Express Ltd(BDEL)は、New Delhi/マハラシュトラ州Mumbai/タミールナド州Chennai/西ベンガル州Kolkata/カルナタカ州Bangaloreに続き、アンドラプラデシュ州Hyderabadを第6の航空便ハブに定めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月5日BDELのGopa Kumar副社長(南部担当)やNiteen Gupte重役(CEO)の言を引用し報じたところによると、インド至急便市場の38%のシェアを握るBDELは、最近購入したBoeing 737航空機でこれら6ハブをリンクする。
Boeing 737買収後、BDELの手持ち航空機は4機となり、14航空ルートが追加される。これにより1日の輸送能力は現在の120トンから180トンに拡大する。ハイデラバード・ハブは5月17日から操業を開始する。BDELは現在週212便を運行しており、年内に航空機をもう1機購入する計画だ。
BDELは昼間はその航空機をスリランカ、バングラデシュ、モルジブにチャーターし、夜間に至急便ビジネスを手掛けている。とは言え5000飛行時間中、チャーター運行は100時間に過ぎず、負荷率(load factor:平均負荷÷最大負荷)は93%。
地域別に見ると南部が売上げの30%に貢献、その比重を益々拡大している。また南部ビジネスの10%がアンドラプラデシュ州からのもので占められる。
2004年3月期営業額は355.33クロー(US$8121万)、税引き利益は26.48クロー(US$605万)をマークした。同社は国内及び域内市場に照準を合わせており、国際ルートに関してはDHLと提携していると言う。
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