【ニューデリー】政府機関の季節的購買に助けられ、インドのパーソナル・コンピューター(PC)市場は今年第1四半期(2004/1-3)に堅調な成長を記録した。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが5月4日、市場調査会社International Data Corporation(IDC)のレポートを引用し伝えたところによると、日本を除くアジア太平洋地域の今年第1四半期のPC販売台数は昨年同期比16%増の750万台をマークした。IDCは「総選挙の影響が懸念されたものの、インドのパフォーマンスは良好だった」とし、「これは主に政府の季節的購買によるもの」と分析している。IDCは今年通年の日本を除くアジア太平洋地域の情報技術(IT)支出が10%の成長を遂げると予想している。しかし今回のレポートは国ごとの詳細を伝えていない。